●サントーシャ(知足)
聖者パタンジャリによってヨガの役割をわかりやすく教えた「ヨーガスートラ」(ヨガの手引書のようなもの)があります。そのなかで教えられている「8つの支則」アシュタンガのほんのひとつである「サントーシャ」(知足)について書きます。
私たちは漢字を扱う民族です。
「知足」という言葉に聞き覚えがある人も多いのではないかと思います。 ちそく=足るを知る
充分に満ち足りていることを知り、不足感を持たないということですね^^
サントーシャ(知足)はヨガの「8つの支則」の中の2つ目である「ニヤマ」=生活の上で行うことを勧めている5つの考えのうちの一つです。
「今」の現状に満足していなければ、例え年収が何千万であっても、豪邸に住んでいても、たくさんの人間が側にいても
更なる欲求に支配され、常に欲を満たすために心身を酷使し、疲弊し、時々訪れる達成感を幸福と勘違いし突き進み、また新な欲を満たすための無限ループを繰り返す…
達成感は幸福とは違う…
幸福とは「状態」だから
「状態」は続くもの
達成感は達成したその時の感情であるから続かない
幸福はしあわな状態が続くこと。
もっと掘り下げると
「しあわせ」という感情=幸福感が 続くこと です^^
幸福は感情だった! 所有物の量や価値ではない! 「感情」
瞑想をするとき 座って目を閉じてみる。
すると、視界は消え先ほどまで映っていた家具や部屋、建物すべてが一瞬で無くなる。自分が何を着ているのかさえ、自分の肉体でさえ見えなくなる。そこに残るのはただ自分の感情だけ。
「感情だけ」になったとき あなたは幸せですか?
あなたの感情は幸福という状態ですか?
この一つの問いかけに「YES」と答えられることに氣を向けて日々ヨガを実践していく
自分が「何で満たされていれば幸福な状態なのか」
愛 穏やかさ あたたかさ
かもしれない
座ってみよう^^目を閉じて
最後までよんでくださり有難う御座います。 MIDORI